長寿はうそではないが、本当は寝たきりな人だらけ。
医療設備が充実していないので石垣島の病院や高齢者の施設か、子供と暮らすために島を出ていく。
親戚のおばさんがいる高齢者施設。
石垣島の八重山厚生園。ここ最高。部屋から海が見えて。べつに竹富島で死ななくてもここでもよさそう!素敵な施設。
竹富島は、いつも無医村。
竹富町史の記述にもあるとおり、石垣島から医師が来て診てくれていた。
寝たきりがいないのは、寝たきりになれない。寝たきりになったら出て行くしかないから。観光客や部外者の目に触れにくいのかも。
高齢になった人を誰がどう看ていくか問題。親の介護のため島に戻るか、石垣島か那覇、東京へ連れ帰る場合が多い。診療所程度の医療施設だとどうにもならない。
石垣島でばったり出会った竹富島の中学生。歯医者の通院のために石垣島まで来てついでに買い物をして帰るらしい・・・。買い物も病院もパーマ屋もデートも島の外にな
んだろう。
竹富島の霊柩車が格納されている。ここ10年使っていないという。
えっ、誰も死なないの?じゃなくて、死ぬのは石垣島だから。
毎年、毎年、長寿の祝いだらけで賑わっている?というか高齢社会の先進地。
竹富島の高齢者は、ぴんぴんしている。もともと身体もハート強いのか?
都会のうっとうしさやしがらみから解放された人だけが暮らしてるのかも。
霊柩車格納場所自体が素敵。
高齢者の施設。ここの裏には、百歳を迎えた人の碑が立ち並ぶ。特別枠で竹富人ではないが、きんさんぎんさんの碑と木も植わっていた。
ここで集い、お得意のゲートボールだとかグランドゴルフをやる。
歌ったり踊ったり・・・。
竹富島でここの参加が出来ないほどの高齢になったときには石垣島へ・・・。
不老不死の島みたいに思わされているかもしれない。そんなことはない。
でも親戚のおじさんとおばさんは、死ななかったらどうしよう~とかすごく長く生きたらどうしよ~。というへんな悩み事を言っていた。
島に住めばパラダイスというわけでもなさそうだけど、不幸では絶対ない。
長寿の人、島で生きる人はきちんと役目を果たすために生かされているのかもしれない。